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ヘアカラーの種類について

 
カラーの種類と作用
カラーには3つのタイプがあります。



永久染毛料(ヘアカラ−など)

薬剤が毛髪内部まで浸透し染色するため、

カラ−の発色がよく色が長持ちします。


一方、3種類の中では髪を一番傷めやすいため、

その後のケアが大切です。


また、人によって、アレルギー性皮ふ炎

(ひふえん)をおこすことがありますので、

染毛前のパッチテストが必要です。




パッチテスト


ある種の食品や医薬品などでアレルギー反応を

起こす人がいるように、人によっては、

カラーの染料にアレルギー反応をおこすことが

あります。




また、過去に何回も使用していて、

異常がなかった場合でも、体質の変化などで

何回目かの使用で初めてアレルギー反応を

おこす人もいますので、カラーをするたびに

毎回必ず施術48時間前にパッチテストが必要です。




二の腕の内側にカラー剤を塗って、

まず30分放置します。



放置中、発疹、かゆみ、赤みなどの

異常を感じたら、ただちに洗い落として

カラーはしないでください 。




30分たって異常がないことを確認したら、

そのまま触れずにさらに48時間放置します。



48時間たって異常がないことを確認したら、

早めにカラーをしてください。




半永久染毛料(ヘアマニキュアなど)


髪を傷めず、染めることができ、永久染毛料

(ヘアカラーなど)がアレルギーで使えないかたでも

安心して使えます。




ただし、脱色力がないため着色効果が弱く、

シャンプーのたびに色落ちします。



そのため、色の持続にも個人差があり、

約1カ月くらいです。液が皮ふにつくと

落ちにくいため注意が必要です。


また、シャンプーや雨などで髪が

ぬれていると、衣服や髪を拭いた

タオルなどに色がついてしまうので気をつけて下さい。




一時着色料(カラーマスカラなど)


毛髪表面に付着させるだけのため、

髪を傷めることなく着色し、シャンプーすると

落ちるので、一時的に色を楽しむことが

できます。



マスカラタイプやスプレータイプなどが

あります。



シャンプーしないで就寝すると、

寝具などに色がつくことがありますので、

シャンプーしてからお休みになることを

おすすめします。




また、髪への付着力が強いものだと

落ちにくいことがありますので、

充分にシャンプーしましょう。





カラーされる周期は個人差は

ありますが、毛髪は1カ月に約1cm伸びます。



染めてから3カ月くらいすると、

新たに伸びた部分が3cm伸びることになります。



特にかなり明るいヘアカラーをしている場合、

もとの髪の色との境目がはっきりしてきます。



また、白髪の場合も新たに伸びた白髪部分が

目立ってきます。



染める頻度に決まりはありませんが、

目安にしておくとよいでしょう。






カラーで注意することは



眉毛、まつ毛など、髪以外は

染めてはいけません。



顔そり直後は、皮ふが細かく傷ついている

おそれがあり、刺激を受けやすくなります。



永久染毛料(ヘアカラーなど)で、染める場合、

顔そり直後は、染めてはいけません。



永久染毛料(ヘアカラーなど)で、染める

前後1週間はパーマをかけないほうがいいでしょう。


髪を傷めたり、色落ちすることがあります。



半永久染毛料(ヘアマニキュアなど)で、

染めた後にパーマをかけると色落ちする

ことがあります。



カラーをされる前に髪が汚れている場合や

整髪料がついている時は、頭皮(とうひ)を

傷つけないように軽くシャンプーします。



リンスやトリートメントは使用しません。

その後、染まりずらくなるからです。



カラー後のケアについて

カラーした後、数日間は、トリートメント

(ヘアパック)をご使用になるとよいでしょう。




自宅用のカラーには、カラーの色持ちを

よくし、髪の傷みを防いでくれる

アフターカラートリートメントが

添付されているものもあります。




カラーをした後は、商品の説明に

沿ってぜひお使いください。



カラーをくり返し行うと、髪がパサつきやすく

なります。



特にパサつきが気になる場合は、

シャンプーするたびにトリートメントをして下さい。



以上がカラ−の種類と注意点でした。

ご参考にして下さい。


福岡県 大野城市 美容室


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